よしぞうの幼虫ブログ

ヘラクレスオオカブト・国産カブトムシの備忘録としての飼育記録。タイトルの通り幼虫画像ありますので、苦手な方は御遠慮下さい。

コバエ戦記

前回の更新から今まで、毎日コバエと戦っていました。

幸い、コバエが発生しているのはヘラヘラ8♂の内 3ケースのみで、数も見た感じ少なかったので、

その3ケースを毎日朝と夜にチェックして、コバエが発生していたら屋外で蓋を開けてコバエを放す

といった作業を毎日ひたすらやっていました

コバエのライフサイクルは2週間だそうなので、とにかく発生して来る成虫をひたすら追い出して行けば、2週間後には居なくなるのでは?

と思ったんですが、当然そんな甘い事はなく、

やはり朝と夜のチェックでは、その間に交尾、産卵されてしまっていたようで、2週間過ぎてもコバエは沸き続けていました

なぜマット全交換せずに、こんな無謀な戦いをしていたのか?


実は最初に1ケースだけマット交換をしたのですが、

ケースをひっくり返した所、ちょうど2令~3令に脱皮する直前だったみたいで、加齢室?を壊してしまったんです

マッをひっくり返した所、ポコっと空間が有りぎこちない動きの幼虫が出てきました!Σ(×_×;)!

慌てていたので、画像は撮っていませんが、
真っ白で艶々だった体色が少し黄色がかり、なんとなく手や顎の動きがぎこちない感じ…

色々と調べてみると2令~3令への脱皮時にも、このような脱皮用の部屋 加齢室?を作るって書いてある方と、そんな物は作らずに脱皮するっていう方もいましたが、

幼虫は脱皮時にも、専用の部屋を作っていると思います(もちろん確認したのは今回が初めてで、間違いないとは言い切れませんが、)

やはり脱皮直後は頭も柔らかいため、専用の部屋があるほうがスムーズに皮が脱げるのだと思います


・・・・・・で、
やはり蛹室同様に、この部屋を壊してしまうと、幼虫は再度この部屋を作るために余分な体力を使ってしまい、良くないのでは?

と考えて、マット交換は1頭のみでストップし、残りは3令になったのを確認してから、マット交換をすることにしたため、上記の作業を延々と行う羽目になったのです


ただ、労力をかけても延々と終わりの無いこの戦いから得た教訓は、「脱皮前とかもう関係なく、コバエが湧いたらマットはすぐに全交換したほうが良い」です。

ちなみにコバエの幼虫と線虫は良く似てますが、線虫の方が「長い」ですね。

コバエの幼虫は発生すると、マットが独特のスポンジ状?に劣化するので、次からはその兆候や幼虫を見つけた時点でマットを全交換するようにします。