よしぞうの幼虫ブログ

ヘラクレスオオカブト・国産カブトムシの備忘録としての飼育記録。タイトルの通り幼虫画像ありますので、苦手な方は御遠慮下さい。

ブリードルーム 現況

初のブリードルーム(プレハブハウス)を作ってからの、現在の状況です。

現在ヘラクレス・ヘラクレスは5ライン

ヘラクレス・リッキーは3ライン

を育てています。

 

ラインごとに産卵数は様々ですが、各ライン平均50頭の幼虫を確保しており、単純計算で約400頭の幼虫を育てています。

今まで多くて20頭くらいしか幼虫を抱えてた事がないのですが、頭数が増えても意外と管理出来ている事に驚いています😃

マット交換に追われて、飼育ケースやマット不足になる事を心配してたのですが、自分でもビックリするくらい計画性があったみたいです😁

 

マット交換は♂は2ヶ月半、♀は3ヶ月ごとに交換しています、エアコン管理で安定しているため孵化後半年経過で♂は100g前後(最大で117g、最低で85g)、♀は65~75gがほとんどです。

♂は半年100gが一つの目安となってますが、♀は半年どれくらいが目安なのかわかっていません🙄

 

とりあえず現在トップを走っている幼虫

孵化後9ヶ月で144g

 

他は兄弟で孵化後9ヶ月で132g,134gが居ました。

 

半年100gからあまり伸びていないのも居て、全てが良い成長をしているワケではないですが、過去最高の手応えを感じています😤

後に続くラインも期待出来そうです😉

 

飼育頭数を増やして見えて来た事

【頭幅と成長率は比例している】

当たり前と笑われそうですが…(今までいろんな方のブログなど拝見し、知識として知ってはいたのですが、頭幅を比較するほど飼育頭数がいなかったので測った事がありませんでした)頭幅の大きな幼虫は明らかに成長が良いです、♂でだいたい頭幅18㎜くらいが多いのですが、やはり頭幅19㎜や18.5㎜は早く大きくなっています、逆に成長の悪い♂幼虫は頭幅が16.5㎜とか♀並みです。(もしかしたら♀なのかも🙄)「単純に頭がデカイ=口もデカイ=多くの餌を食える」からだと思うのですが、やはり頭がデカイのは大きくなる可能性が高い事がわかりました。また、頭幅はラインによって違いがあるので、親からの遺伝が大きいのだと思います。

【リッキーの謎】

家だけかも知れもせんが、ヘラクレス・リッキーの産卵から孵化までにかかる時間にかなりバラつきがあります。

早いものでは1ヶ月程度で孵化するのですが、同時期に採卵した卵でも、孵化まで2~3ヶ月かかる物がありました。

(卵はまん丸に膨らんでいて、無精卵ではないでしょうが、中に幼虫が透けて見えない状態で2~3ヶ月です)

これは3ライン全てで、血統も一部被っているので、血統による物かも知れませんが、3ヶ月経って孵化した幼虫も特に奇形や成長が悪いと言う事もなく、普通に加齢して大きくなっています。

 

さすがに3ヶ月過ぎて孵化しない卵は孵化しないまま消滅していましたが、1頭だけ3ヶ月過ぎて孵化していました。

リッキーとはこういうモノなのか?家のリッキーが特殊なのか、詳しい人に聞いてみたいですね。

ただ、この血統はリッキー♂で頭幅19.5㎜の幼虫や、♀で孵化後半年未満で85gの幼虫とか、期待出来そうなのが出てきています。今季のリッキーにはかなり期待しています🤩

 

他にも書きたい事はあるのですが長くなりましたので、また次回書きます。

以上、では。

 

今季羽化実績

ずいぶんと更新が遅れてしまいました。

 

今季の蛹はとっくに全て羽化し、すでにペアリング→採卵→幼虫3令まで進んでいます💦飼育ルームができたので、ペアリング→採卵は現在も進行形です

 

とりあえず羽化実績&今季種親♂を記録

先ずはヘラヘラ

この蛹から羽化↓

胸角が真っ直ぐで良型165.5㎜

羽化後だいぶ経っているので、もう上羽が黒くなっていますが😅

続いてリッキー

この蛹から↓

こちらも良型159㎜

リッキーは自己最高前蛹138gあったのですが、それでも160㎜まで届きませんでした。

 

最後に一番期待だった

長角美蛹は・・・

まさかの羽化不全で角折れ😭

無事羽化してたら170㎜くらいあったかも…逃した魚は大きかった的なアレですが…

理由は分かっています、羽化1ヶ月くらい前から期待し過ぎて毎日のようにチェックしていました。たぶんそれが良くなかったのだと・・🙏

蛹は暗くて静かな場所で、なるべく触らないように…肝に命じます。この不全個体は後食開始まで生きましたが、結局その後1ヶ月程で落ちてしまいました。

今季の♂はこの3頭と、去年の8月に早期羽化した140㎜台のヘラヘラの、計4頭のみ。飼育数が少ないとはいえ、リッキーに至っては1♂しかいなかったので、無事羽化してくれて本当に良かった☺️

 

これらの♂に、リッキーは自己飼育の♀

ヘラヘラはオークションで購入した3♀を掛け

 

今のところ幼虫は200頭くらいは居るでしょうか?まだ採卵も続けているので、最終的には400頭くらいは育てる事になりそうです。

飼育頭数を増やし始めた最初は正直こんなに増やしてマット交換とか手が回るのか?と思ってましたが、いざやり始めると意外とできる物ですね。

大量のマットを加水して混ぜ、ガス抜き→マット交換するのが当初こそ大変に感じていたのですが、

幼虫が順調に育っているのが見えるため、最近は大量のマット交換すら楽しく思えるようになってます。

ただ想定外だったのが、飼育ルームの換気扇からのコバエの侵入でした。

外が温かくなってきた4月末ぐらいからやたらと飼育ルーム内にコバエが居るな~と、

考えてみたら当然なのですが、換気扇って回してない時は外気や虫が入り放題なんですよね、飼育ルームを作る時は「換気扇は当然要る」し、「換気できないと困る」と思ってたんですが、今となっては換気扇無しの完全密封ハウスで、ドアの明け閉めのみの換気でも良かったと思っています。

やはり何事もやり始めてから、色々と改善点は出て来るものですね。

 

一応対策として

換気扇と換気用の空気取り込み口?みたいな所をコバエよけシートで塞ぎました。

後はドアの開け閉めで入ってしまう分の対策として、電撃殺虫機を設置してみます。

 

 

 

 

ブリードルーム!!

昨年末になりますが、ついに念願のブリードルームを手に入れました。

 

「ユニットハウス」いわゆるプレハブ小屋で、約4畳と小さめの空間ですが、今までのワインセラーと比べると約100倍の容量です。

 

天井、壁には断熱材入りで窓は無し、幼虫飼育に特化した特注です😁屋外設置なので、今までのように家の中で作業することもなくなり、家族にも好評😙

既にスチールラックを運び込み産卵セットを組んでおり、これから徐々に飼育頭数を増やして行く予定です。

換気扇はつけてもらいましたが、ドアの開け閉めで換気になるので、正直無くても良かったかも?換気扇止めてる時はプロペラ部分スカスカで外気が入ってくるので、断熱の点ではマイナスかも。。

既に稼働から2ヶ月以上経過していますが、断熱材のおかげかエアコンの電気代も大した負担ではなかったです。

産卵セットの最初の物はもう2令幼虫になっており、数が増えた分これからのマット交換が大変な予感💦がんばります😤

 

 

またまたギリギリ❗

今年最後の投稿になります。

前回リッキー前蛹出しがギリギリだった件について書きましたが、

 

今回はヘラヘラ最後の幼虫が本当にギリギリでした。

11月末時点で蛹室を作りだしたような感じだったのですが、確証が持てず。

12月に入ってから蛹室を確認するため途中まで掘ったのですが、まだ早いかも?と思いしばらく放置して、年末に再度掘ってみる予定でした。

 

今日になって何故か急に「もう年末だよな」と思い、前蛹の確証が持てないまま昼前に露天掘り

前回のリッキー前蛹同様に蛹化寸前といった感じで、動くと幼虫の皮が「ミチミチ…」と音を立てており今にも蛹化が始まりそうな状態でした😶

ちなみにこんな状態でも前蛹体重を量ってしまいました😅幼虫体重は最大で152gだったのですが、前蛹体重を量ってみると130gしかありません?(だいぶ減ったな🙄)

 

明日には蛹化するなと思いながら、やっぱり気になって夜に見に行くと

蛹化してた😳

夜8時でこの状態ですから、夕方には蛹化が始まっていたのではないかと思います。

しかも前回のヘラヘラ蛹よりも角が長いような?

蛹室の先端を念のため削っていたのですが、本当に先端ギリギリまで胸角が伸びています。

もし明日以降に掘っていたら、既に蛹化した後で胸角先端が少し曲がっていたかも?

これが本当の「虫の知らせ」というやつか‼️

と思ったクリスマスでした😁

 

 

 

 

 

近況記録

前回前蛹出ししたリッキー幼虫ですが、なんと出した翌日に蛹化しました😳

(10月5日の画像)

 

本当にギリギリのタイミングでした😅

一応、角が伸びて来た時に曲がらないように蛹室の先端を削って備えていたのですが、必要なかったようです(笑)

(10月25日の画像)

 

その他ヘラクレス・ヘラクレスの幼虫2頭も外から蛹室は確認出来なかったのですが、時期的にそろそろだろうと思い前蛹出しを試みたのですが、

1頭は既に蛹化済み(自然蛹室ですが角曲がり無し、良かった😌)

幼虫体重最大148g、前蛹体重は不明ですが、蛹体重で126gでした。画像では分かりにくいですが、上のリッキーと比べて胸角が長いです。

 

気になったので測ってみたところ、リッキー蛹は蛹体重133gでしたが、蛹の全長はヘラ・ヘラの方が1cmほど長かったです。ヘラ・ヘラは長角系の血統なので、体重に対して胸角の伸びが良いです☺️リッキーは体重の割に胸角が伸びないようですね。😥

 

もう1頭のヘラ・ヘラ幼虫はまだ前蛹ですらなく、体重も152gまで増えていました😳(画像撮り忘れ💦前回8/2 140g)今季のヘラ・ヘラはコイツに期待です😁

 

 

他、先に羽化していた♀達は後食から2ヶ月以上経過していましたがようやく他所からやや太系の♂を買って絶賛ペアリング中😘

既に産卵セットに投入した♀もおり、着々と次世代もスタートしております。

 

リッキー前蛹 138g

リッキー3期目も最終段階に入り、今季唯一のヘラクレス・リッキー♂幼虫が蛹室を作り出してから1ヶ月経ったので、前蛹出しを行いました。

幼虫体重154g、前蛹138g蛹化目前といった感じの色です☺️

 

今回は蛹室を崩さずに上手く露天堀りできたので、オアシスを使用せず天然蛹室で行こうと思います。

2018年に初めて幼虫を買ってから4年経ち、ようやく幼虫体重150g台に乗せる事が出来るようになりました☺️まあほぼワインセラーのおかげですが😅💦

 

世間一般には珍しくもないサイズなのでしょうが、私の中では今までで最大サイズの幼虫なのでどれくらいの成虫になるか楽しみです😉

後はヘラヘラの♂幼虫もそろそろ蛹室を作り出す頃、そちらも近々チェック予定です。

現況色々

3月から更新が滞っておりました、この間に国産カブトムシの羽化、ヘラクレスの蛹化・羽化等がありましたので記録しておきます。

まずは6月末~7月に羽化して来た国産カブトムシ達ですが、
今年はちょうど羽化に当たるこの時期に異常に暑く、6月末なのに8月並みの気温の日が続いた影響か、羽化不全、又は不全で死亡する個体が多発してしまいました😭

無事羽化したものはだいたい例年通り♂80㎜ちょいで、特に大きいものは出ませんでした。
いちばん大きかった46gの幼虫もおそらく不全にて死亡したのだと思います😭

今まで国産は屋外常温飼育だったのですが、気温によっては室内に入れる対策が必要になりそうです。

今年も残った親から選別して、産卵セットを既に組んでいます。

続いてヘラクレスとリッキーについて、前回最後のマット交換だと思っていたのですが、まだ幼虫をしていました😅

ヘラクレス・ヘラクレス(3/24 143g → 5/21 149g → 8/2 148g)
こちらは既に成長止まった感じで蛹化を待つばかり



(3/24 123g → 5/21 135g → 8/2 140g)
こちらは123gの時点で成長ストップするかと思ってましたが、予想に反して順調に体重が増えました😳



ヘラクレス・リッキー(3/24 145g →5/21 146g → 8/3 154g)
そしてついに、わが家の幼虫から150gオーバーまで成長する者が出ました😆

孵化から1年半以上経過し、今までならとっくに羽化していた時期ですがワインセラーを導入してから明らかに幼虫期間が長くなりました。

既に羽化している同腹♀達もまだ活動を開始しておらず休眠期間が長い印象です。

ワインセラーの温度設定は少し低めの18°にしていたのですが、もう少し高くしたほうが早く蛹化したかもしれませんね。

しかし今までが高温だったため活動開始が早かっただけで、これが本来のヘラクレスのサイクルなんでしょうね🤔

一応いちばん小さかった、最大体重108g、前蛹98gの幼虫だけ6月に蛹化しました。