よしぞうの幼虫ブログ

ヘラクレスオオカブト・国産カブトムシの備忘録としての飼育記録。タイトルの通り幼虫画像ありますので、苦手な方は御遠慮下さい。

ヘラクレス リッキー 二回目産卵セット割り出し

ヘラクレスリッキーの二回目の産卵セット
※卵の孵化率は100%ではないとの事なので、念のため二回目産卵セットを組んでいました。

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幼虫の姿が確認出来ていて、マットも少なめなので、マットを足すついでに何頭居るか確認します。
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慎重にひっくり返して…f:id:YOSHIIZOU:20200129140858j:plain
居ますねー✨

最初の産卵セットで20卵採れたので、今回もそれくらい居るかな?と思っていたのですが、こっちのセットは7頭だけでした。f:id:YOSHIIZOU:20200129141142j:plain
あんまり多いと管理しきれないので、これくらいでちょうど良かったのかも知れません。(^_^;)

新しいマットと古いマットを半々でケースいっぱいに詰めました。今回は数が少なかったのでこの7頭は2令中期くらいまで、このケースで管理しようと思います。

このリッキーペアからの子供は最初のセットと合わせて21~22頭、これくらいならなんとかなりそうです。(^_^)v



※~2020/7/25 追記~※

この産卵セットから出た幼虫が少なかった事について、ある可能性を考えました。

ヘラクレスでも、国産カブトでも、大きめの容器で多頭飼いしていると、マット交換時に中心部分だけマットがパサパサに乾燥している事がありました。
これは恐らくマットを多く詰めると中心部分が発熱して、温度が高くなる事により乾燥してしまうのだと思います。実際そのような状態の時は中心部の茶色く乾いたマットには幼虫は居らず、中心部分を避けるように外側のやや黒く劣化気味の部分から幼虫が出て来ました。

(ケース側面を触っても温かくなってはいませんが、部分的に再発酵を起こしている状態で、この場合は幼虫はマット上部に上がってこずに外側や下側に避難している?)

前置きが長くなりましたが、この産卵セットでも同じ事が起こっていたと考えられるのです。幼虫の数が少ないのは、マットの発熱により、卵の段階で多くが死滅してしまったのではないでしょうか?💦小さなケースで管理した物よりも孵化が早くなったのも、温度が高くなってしまったからだと考えると納得が行きます。

マットのガス抜きは室内常温で十分に行いましたが、外気温が低い時期だった事もあり、温室に入れた後に再発酵を起こした可能性が高いと思います。(実際、国産カブトに使っているヘラクレスの使用済みマットでさえ、60Lの特大容器では中心部分だけパサパサになっている事がありました。)

以上の考えから、産卵セットに使うマットは十分に発酵の進んだ物を使い、ケース自体もあまり大きい物は避けた方がよいと考えるようになりました。次回産卵セットを組む時には注意したいと思います。